世界を変える!?イーサリアム(ETH)とは?Part3

暗号資産(仮想通貨)

  前2つの記事ではイーサリアムそのものにスポットライトを当てましたが、今回はイーサリアムを利用する次世代のトークンである【NFT】との関係を見てみましょう!

NFTとは?

  NFT(Non-Fungible Token・非代替性トークン)は、画像や音声などのデジタルデータに「唯一性」を付加した、つまり代替できないデジタルトークンのことです。従来であればデジタルデータは何度もコピー可能であるため、コピーされたデータとオリジナルデータとの判別がつきませんでしたが、【NFT】ではそれぞれのデジタルデータに唯一性を持たせることができるため、オリジナルとコピーを判別できるようになりました。そして、NFTは仮想通貨で取引の際によく用いられる「ブロックチェーン技術」を応用しており、イーサリアムのブロックチェーン上でそのほとんどが流通しています。

  現在、NFTを用いることで音楽やデジタルアートも簡単にコピーできなくなるため、そのような「アート作品」を取引する市場で積極的に活用されており、過去にはNFTのデジタルアートが75億円で取引されたこともありました。また、今後は選挙の際の電子投票システムや不動産の所有証明など、アートの域を超えた多種多様なサービスで実用化を目指して開発が進められています。

  NFTについては別の記事で詳しく触れますので、今回はこのくらいにしておきましょう!

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イーサリアムとNFTの関係

  NFT作品を作る際には、イーサリアムのプラットフォームが必要です。以前にもお伝えした通り、イーサリアムの最大の特徴は「スマートコントラクト」を利用できることになります。スマートコントラクトとはブロックチェーン上に保存されており、改ざんが不可能なプログラムで、NFTの取引のルールが定められています。この「改竄不可能な」取引履歴により、NFTは誰が発行したものかを誰でも確認できて、「定められた取引のルール」に従いさえすれば誰でも取引ができるという特性により、NFTは資産としての価値を得ることができるようになったのです。これによって、アート作品やゲーム内のコンテンツ、音楽やゲーム内の家などのデジタルコンテンツがインターネット上で高値で取引されるようになりました。

  しかし、万能に思われるイーサリアムにも、通貨としての価値が高騰していることから、それに伴い取引で発生するガス代も高くなっているというデメリットがあります。また、そのガス代は一定ではなく、トランザクションの量が増加する(ネットワークへのアクセス集中)と共に高くなる傾向にあることから、ユーザーを悩ませる種でもあります。ガス代をできるだけ安く済ませるには、トランザクション量が少ないタイミングを狙って取引を行うか、ガス代が発生しないプラットフォームを利用するのも一つの手です。そのデメリットを克服するように、一部の国内NFTマーケットプレイスでは、取引の際にガス代が発生しないオフチェーン取引を採用していますので、ぜひチェックしてみてください。中でも、「Coincheck NFT(β版)」がおすすめです。

  今後NFTなどの取引を行う際には、ガス代を確認してから行うようにしましょう。

最後に

  このようにイーサリアムは、次世代の技術であるNFTに欠かせない存在なのです!ですが、NFTでは他の通貨でも利用できたり、まだまだその魅力があったりと情報満載です。次回では、NFTについてもっと詳しい紹介していければと思います!

  ※投資にはリスクがあります。必ず投資者自身の判断と責任において行ってください。

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