世界を変える!?イーサリアム(ETH)とは?

暗号資産(仮想通貨)

イーサリアムって何?

  イーサリアム(ETH)とは、人の手を介さずに契約内容を自動実行できるスマートコントラクトや、契約内容の改ざんを防ぐブロックチェーン技術などが備わったプラットフォームのことです。

  プラットフォーム内で利用できる独自の暗号資産もあり、イーサ(ETH)と呼ばれることもあります。イーサ(ETH)は、ビットコイン(BTC)に次ぐ時価総額第2位となっており、送金をはじめ、決済や投資などにも利用されています。

  オープンソースで開発が進められているイーサリアム(ETH)は、契約プロセスの自動化や取引期間の短縮化が実現することから、さまざまな業界から高い期待を寄せられています。

イーサリアムの使い道

  イーサリアム(ETH)は、主にプラットフォームでアプリケーションを開発するために利用されています。スマートコントラクトとブロックチェーン技術を駆使して開発されたアプリを「DApps(ダップス)」と呼び、金融や不動産、ゲームなどさまざまなジャンルで実用化が進められている状態です。

  ちなみに【Dapps】とは、ブロックチェーン上でソフトウェアを動作させる仕組み「スマートコントラクト」を応用したものです。スマートコントラクトをベースとしているため、ブロックチェーン上に履歴やデータを記録しつつ、常に稼働し続けられるメリットがあります。また、ブロックチェーンをベースとした暗号資産のイーサ(ETH)も、スピーディーな送金や決済、現物取引、レバレッジ取引などで利用されています。

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イーサリアムの将来性

  イーサリアム(ETH)の将来的な価格に影響するといわれているのが、イーサリアム2.0へのアップデートです。【Serenity(セレニティ)】と呼ばれる大型アップデートはすでに完了しており、イーサリアム(ETH)のネットワークや処理速度が強化され、より多くのトランザクションを処理できるようになっていくこととなります。

  また、イーサリアム2.0へのアップデートでは、マイニング方式がPoWからPoS(Proof of Stake)へと移行します。PoSは、PoWよりも環境に配慮された高速の取引検証プロセスとして利用されています。ブロックチェーンのセキュリティに貢献するため、イーサリアム(ETH)を一定期間ステークすることで、ネットワークから報酬を得られるという仕組みです。イーサリアム財団は、PoSシステムに移行することで、検証プロセスに消費されるエネルギー量を従来の99.95%削減できるという予測もしています。

  イーサリアム2.0へのアップデートにより、イーサリアム(ETH)の利便性が向上し、需要拡大する可能性があることから、「将来的に価格が上昇するのでは?」という声も少なくありません。

最後に

  このようにイーサリアム(ETH)は、スマートコントラクトとブロックチェーンを軸としたプラットフォームとなります。送金や決済に利用できる暗号資産でもありながら、ビットコイン(BTC)より大幅に短い時間での承認と送金が完了します。また、アップデートを行なっていくことにより、ネットワークのスケーラビリティが大幅に向上し、検証プロセスなども改善されるため、今後の注目度がさらに高まることでしょう。ぜひこの機会にイーサリアム(ETH)を持ってみてはいかがでしょうか!

  ※投資にはリスクがあります。必ず投資者自身の判断と責任において行ってください。

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