長期投資とは具体的に何か
【長期投資】とは、短期間で売買をくり返すことなく、長期にわたって金融商品(株や投資信託、昨今では仮想通貨など)を持ち続ける投資のことです。投資の基本として、様々なメリット・デメリットが存在する金融商品とうまく付き合うためには、分散投資と合わせて長期投資を行うことがとても大切となります。一般的に、長期投資には【収益の不安定】というリスクを小さくする効果があるのはもちろん、利息が利息を生む【複利の効果】も期待できます。とはいっても、長期投資にも、その分運用コストが余計にかかるというデメリットがありますが、事前のリサーチやプランニングが適切であれば、十分に利益を得ることは可能です。
そして、下記でも述べていますが、長期投資の最大の恩恵は【複利】にあります。投資における複利とは、稼いだ利益を投資元本に加えて得られる利益のことです。 同じ利率で運用する場合、複利(運用収益)だと投資元本が増えていくので、自然と得られる利益も増えていきます。かの有名なアインシュタインも【人類最大の発明は複利である】と述べるほど、その力は絶大なものだというのがわかるでしょう。
長期投資のメリットとデメリット
・複利効果を活かせる!
・日々の値動きに一喜一憂せずに済む
・売買コストを抑えやすい
・積立投資との相性がよい
・利益が確定するまで時間がかかる・・・
・長期投資だからと言って、必ず利益が得られるわけではない・・・
最後に
このように、専門知識やテクニカルな分析経験があまりなく、投資を長年経験している人のように値動きを追い続けることが難しい投資初心者には、短期投資はとてもハードルが高いです。また、継続的に利益を上げるためには値動きの予測を当て続ける必要があり、初心者は精神的にも消耗してしまいがちです。そのため、投資初心者の方は長期投資を軸に、まずは株式投資の配当金狙いなどの資産運用を始め、一つずつ経験を重ねていくことが大切でしょう。
※投資にはリスクがあります。必ず投資者自身の判断と責任において行ってください。