NFTって何!? Part.2

NFT

NFTと暗号資産(仮想通貨)の違い

  NFTと暗号資産の最もたる違いは、トークンが【代替性】か【非代替性】かです。

  まず、ブロックチェーンで取引記録を管理する暗号資産(仮想通貨)には、代替性トークンの技術が使われています。資産個別の識別情報を無視し、「〜万円の資産価値を持ったデジタルデータ」として扱うこと(紙幣などの現金同様、各トークンで全く別の物として区別すること)で、他の暗号資産や現金と交換できます。つまり、代替が利くトークンが代替性トークンです。

  一方、NFT=非代替性トークンは各々の識別情報を持ち、はっきりと区別をすることができ、唯一無二の存在となります。この特性を活かすことで、一つのトークンにデジタルアートなどのデジタル資産の情報を紐づけると、そのデジタルアートの取引記録がブロックチェーンに記録されていくことになります。NFTで管理されたデジタルアートもコピーをすることは可能ですが、コピーした方のデジタルアートはNFTとの紐付けがなされていないために、「ニセモノ」「コピー品」とみなされ、価値が生まれません。

NFTの将来性

  現在のNFTのイメージとしては、デジタルアート作品やゲーム内のアイテムなどを販売・購入することに注目されています。ですが、将来的には異なるプラットフォーム間の移動が可能になることで、新たな市場が生まれたり、ネット業界はさらに活性化すると考えられています。

  例えば、コンサートの入場チケットにNFTを活用する方法です。従来のコンサートチケットは高額転売されてしまい、本当に望む人のところに届かない問題があります。しかし、NFTを活用することで管理を徹底できるため、本物のファンがチケットを購入できるようになるのです。

  また、NFTはブロックチェーン技術により不正や改ざんができないことから、公的文書への活用も考えられています。NFTを公的文書に活用すればお金の流れなども明確になるため、社会にとってもプラスの影響となるでしょう。

  未だ法整備が整っていなかったり、仮想通貨での支払いが前提であるため、一定の知識が必要などのデメリットもありますが、相当数の大企業がNFT事業を推し進めている現状を鑑みると、そのようなマイナス面を上回るほどのアドバンテージ、将来性を高く見ている証拠となります。

最後に

  日本国内のNFTマーケットはまだまだ伸びしろがあります。後になって後悔しないように、他の人より先行で勉強を始めましょう!ただし、NFTは理解が難しい分野でもありますから、コツコツ勉強を重ねて、利益獲得のチャンスを逃さないようにしていきましょう!

  ※投資にはリスクがあります。必ず投資者自身の判断と責任において行ってください。

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